2016年7月6日

北朝鮮の人権問題について

昨年の1月にもふれましたが、北朝鮮はとても閉ざされた国です。
だからこそ国自体がずっと貧しく、経済的には完全に「発展途上国」
と言って過言ではないと思います。

それなのに、6月30日にアメリカ国務省が発表した報告書の事柄は全部、
北朝鮮・金正恩氏の自虐?だったそうです。笑うに笑えない…。
当然のことながらアメリカ国務省には何一つ冗談と捉えられず、
そのまま報告され、とんでもない悪党の国と化しています。

飽くまで公的な報告書であり、しかも人権に関する事柄ですから、
(※今、この時期の人権問題はもっとナーバスに捉えなければならないのが
一般的ですが)絶対に嘘偽りがあってはならないと思うのですが、
北朝鮮としては、とにかくアメリカ合衆国と仲良くしたい?一心だったんだとか。

アメリカンジョークの国だから、とにかく冗談を盛り込んだつもりだそうですが、
自虐も、自虐していることが相手に伝わらないと何も意味がありませんので、
笑わせるどころか、アメリカに何も伝わらなかった今回のケースは
もう悪魔の発想でしかありません。

(日本には“言霊”という言葉がありますが、現状、そういう事が起きていなくても
今後、その通りの国になる可能性は充分あります。)

北朝鮮の人が大きくズレているなと思うのは「北朝鮮は誰もが羨む良い国だ」と
勘違いしていることにあります。私が北朝鮮に住みたいかと言えば、正直、
住みたくはありません。(それを羨んでいるのは、ごく一部の中国人だけ
だと思います。)

だってMcDonald'sも無い国なんか興味が湧きません(笑)

「北朝鮮は良い国」と、いくら親に吹き込まれて育ったとしても
そこから実際どうなのかを検証できない国民の意識はとても幼稚で、
どう考えてもドメスティックだからです。そういう意味では、北朝鮮出身の女優
イ・ヒョンソさんはとても勇気ある方だと思います。
(逆に北朝鮮から移住した人を「脱北者」と呼ぶのもどうかと思うのは
私だけでしょうか?)

上辺の愛国心というか「ここは、良い国に違いない」と自分たちに言い聞かせて
生きるだなんて虚しいですよね。鎖国の状態だから他国がどうなのかも
殆どわからないでしょうし。どんなに北朝鮮国内で(アントニオ猪木さんの
おかげ?で)日本のTV番組が視聴できても、北朝鮮の娯楽が進展しない限り
意味はないと思います。
(※特にお笑い業界なんて皆無だと睨みました。この一件で)

結局、中途半端な平和ボケから鎖国と化しているので
今のところ北朝鮮が国際化する可能性は極端に薄いです。

“豊かさ”だけが人の幸せではない、と言いましたが
人間の最低限の生活が確保されない北朝鮮は、気の毒な国だと思います。

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